プログラムなんて書いたことないけど!未経験者でもIT業界に転職できるか?

IT業界でのキャリアプラン
lukasbieri / Pixabay

プログラマ未経験でもIT業界へ転職は可能か?

どうも、合同会社Celalinkの代表をやっているヤナイ(@yusuke_celalink)です。

最近はIT業界も昔から比べたらすこしずつホワイトな環境も増えてきたと感じています。
しかし、世間ではどの現場でお話を聞いても開発者が不足しているという話はよく聞きます。

エンジニアを目指す人がいなくなってきたのかと思っていましたが、「エンジニアという仕事には興味を持っているが、未経験だし今更挑戦する勇気がない」という声も耳にします。

今回はプログラムなんて書いたことはないけど、IT業界に挑戦したいという人に向けての記事を書いていきます。

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プログラム未経験者がIT業界に挑戦できる年齢は?

どの業界にも年齢の壁は必ずあると思います。

私がITフリーランスとして様々な案件に関わらせて頂いてますが、30代中盤になってくるとかなり年齢は高い方に自然となっていきます。

長期案件で育成も兼ねて35歳以下の募集なんてものもあります。

そんな中で、プログラム未経験者がIT企業に正社員で採用となると平均的には20代中盤が多いです。
20代後半は逆に少なく、また30〜32歳くらいがまた多くなると思います。

実際に採用される方としてはやはり20代中盤が多く、30歳を超えて未経験者で入社される方は非常に稀かと思います。

そして、30歳を超えて入社される方は、開発経験は無いものの、運用保守をメインでやっていたり、品質管理チームに所属していたりとIT業界を経験した上での転職という方が多いです。

私はIT業界で10年ほどお仕事をさせて頂いていますが、純粋な未経験で30歳を超えた人は今のところまだ見たことがないですね。

業務でプログラムを書いたことはないけれど、独学で勉強して資格も取ってからという意味では34歳で未経験として入られた方が過去にいました。

ただそれくらい難易度が上がってきます。

未経験で入った場合、最初はどんな仕事をするの?

こればかりは当たり前のことながら会社によりけりなのですが(笑)
多くの場合、OJTを兼ねて勉強期間が設けられて、課題をこなしていくというのが主流ではないでしょうか。

未経験でいきなり案件にアサインされて右も左もわからず「はい、じゃあシステム作ってみようか!」と言うのは教育する方もされる方もリスキーですからね(笑)

ただし、メイン所じゃなくて軽微なバグ改修だったり、小さいサブ機能の開発にアサインして実務と一緒に覚えていくやり方も多いですね。

大きい会社になるとOJT、小さい会社になっていくと小さいプロジェクトにアサインっていう感覚で良いと思います。

未経験での転職は人一倍努力が必要

プログラマとして無事に転職してIT業界に就職できたとしたら、本当に大変になってくるのは入社した後だと思います。

プログラムを書くだけが仕事でなく、業務知識を身につけることも大事だし、プロジェクトとして面倒なテストや、他のチームとの連携など様々なことにも目を向ける必要が出てきます。

「プログラムを書くだけでいいのに・・・」と思う方は趣味の範囲でやった方が良いです。

システムは商品ですし、より良い商品を出すためには細かい部分をチーム全体で作り込んでいきます。

実はプロジェクトの流れとしては全体を10としたらコーディングは3か4割程度です。

多くの時間をそれ以外に使うことになります。

そして未経験者として入社した際にはもちろん周りの言葉はほとんど呪文のように聞こえるでしょう(笑)

仕事が終わった後も自分で本を読んだり、できれば家でも本を見ながらプログラムをしたりしていかないと、どんどん置いてきぼりになっていきます。

実際に現場でも未経験者の方には「◯◯までにこれ一冊読んできて」とか「これ宿題ね」なんて課題を渡されることも多いかと思います。

多分半年か1年は結構苦労するのではないかと思います・・・苦労したら必ず結果は出てくるので忍耐力が試されると思います。

色々脅してしまったけれど、、、

もしこの記事を読んでいる人が20代でIT業界に転職を考えている人であれば、深く考えずに一回IT業界に飛び込んでみる方が断然良いと思います。

失敗してもまた業界を変えれば良いのです。

やっぱりモノづくりは楽しいし、辛いこともありますが、それはIT業界に限ったことではありません。

老婆心ながら「若い頃の苦労は買ってでもしろ」という言葉を伝えたいと思います。

そしてこの記事を読んでいる人が30歳を超えてIT業界に転職を考えている人であれば、まずは転職活動する前にプログラム関連の本を最低1冊は読みましょう。

年齢的に考えてもIT業界に入りたい熱意は相当あるはずです。

少しでも面接に有利になるようにできることは全部やりましょう。

大手企業よりも中小企業の方がプログラムを書ける機会は圧倒的に多いです。

自分が携わっていたいと思えるサービスを開発している会社もあるはずなので、ある程度目指す方向を先に決めてから転職することをオススメします。

結論

長々と色々と書きましたが、記事のタイトルにも書いた「プログラマ未経験でもIT業界へ転職は可能か?」と言う質問に対して結論としては「可能」です。

年齢の壁もありますが、事前に勉強したりカバーできることも多いです。

精神論になってしまいますが、熱意と努力でなんとでもなります!(冗談抜きで熱意と努力でなんとかしてる人多いです)

良いエンジニアライフを!

この記事を読んで諦めてしまう人もいるかもしれませんが、未経験エンジニアで転職してきて優秀な方も多く見ています。

エンジニアが少しでも増えて、IT業界が盛り上がってくれたら嬉しいと思っています。

一緒に良いエンジニアライフを過ごしましょう!

それではまた。

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とりあえず社長でもやってみますか

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