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あなたも雑談上手になれる!雑談力の鍛え方
※本記事は2018年8月27日に投稿した「苦手な雑談を克服して雑談力を高める方法」を再編集したものになります。
どうも、合同会社Celalinkの代表をやっているヤナイ(@yusuke_celalink)です。
「ビジネストークは得意だけど商談前後のちょっとした時間の会話につまる」
「初めて会う人と何を話したらいいかわからない」
そう感じている人は多いのではないでしょうか?
例えばお昼休みの時間や移動の時間など、なんとなく気まずい時間を過ごしている人も多いですよね?
気心しれた友人や家族であれば、無言の時間も平気なのに仕事の関係だとなんか気を使ってしまいます。
私が独立してから色々な現場を経験し、様々な方とお話させてもらうなかで「雑談力が高い」「会話がしやすい」など声をかけていただけることが多くなりました。
しかし、私が決して最初から会話が得意なわけではありませんでした。
私が人から雑談力が高いと言われるようになって気付いたポイントや意識していることを実践することで、あなたも雑談力の高いと言われるようになるかもしれません。
雑談力を鍛えるためのノウハウを是非実践してみてください!
雑談力が高い人の共通点
雑談力を鍛えるためのノウハウをお話する前に、実際に私が雑談力が高いと感じる人には共通点があると感じている点について書いていこうと思います。
あなたに当てはまる項目はありますか?
当てはまらない項目を増やすことで雑談力の向上に繋がることでしょう。
相手をよく観察している
雑談力が高い人は『相手をよく観察している』人が多いです。
決して舐め回すようにじっと観察しているわけではありません笑
例えば髪を切った女性にすぐ気づく人とかいますよね?
そういう些細なことに気づくかということです。
服装の変化から季節の話に繋げたり、顔色から体調だったり心理状態についての会話をする人もいます。
実際、私も人の変化をポイントに会話をすることもあります。
もちろん、話した結果外れていることもあります。しかし会話はクイズではないので外れていても全然問題ないです。
むしろ外れた方が話も弾むこともあります。
例えば私が職場の仲間(仮にAさんとします)と話す例で言えば
私:「今日はなんか機嫌良さそうだね?なんか良いことでもあった?」
Aさん:「いえ、別に何もないですよ。」
私:「あっ、気のせいだったか(笑)じゃあ逆に最近なんか良い話題ないの?」
といったように次の会話につなげることもあります。
雑談力は会話をつなげるための「テーマ」をいかに出せるかがポイントだと感じています。
多趣味な人が多い
雑談力が高い人に多趣味が多いと感じることありませんか?
私自身もどちらかと言えば趣味は多いです。
パッと思いつくだけでも「カラオケ、ダーツ、スノボ、音楽、カメラ、ゲーム・・・」と色々出ます。
どの趣味も決して上手だったり知識が深いわけではありません。
雑談は決してマウントを取り合うことではなく、言葉のキャッチボールに繋げるための手段です。
趣味のアンテナを増やすことで相手との距離を近づけることができれば、自然と会話は繋がりますし、相手から趣味を教えてもらうことで自分の興味が増えるかもしれません。
多趣味な人こそ色々な方面にアンテナを貼ることができて雑談のネタをストックできるようになります。
ちなに、もしも趣味ネタで相手の地雷を踏んでしまったら、次回から地雷ネタを回避しましょう笑
あともう1点
だいたいこの手の話をすると「趣味がない、見つからない」と言う人が出てきます。
そういう人に『多趣味になれ』なんてことを言うつもりはまったくありません。
先程書いたように、雑談は趣味の知識で戦うわけではありません。
趣味がない人は、「趣味を見つけたくて」という雑談テーマをすでに1つ持っています。
これをどう広げるかはあなた次第です。
相手の趣味を体験させてもらう方向もあれば、相手も無趣味だとしたら一緒に趣味を探す流れにしてみるとか。
雑談のテーマを増やすために趣味を探してみるという方法もあるかもしれませんね。
聞き上手が多い
雑談力が高い人はしゃべりが上手な人も多いのですが、何よりも相手の話をよく聞いてくれるなと思います。
適度なあいづちがあって、話を遮ることもなく最後まで聞き、そして話の中から色々な話題に持っていくことができる人が多いです。
正直なところ、私はあまり聞き上手ではありません。
とくに酔っ払い始めると笑
昔に話したことをよく覚えていたりするし、相手にしゃべらせるのが上手な人が多いですね。
おそらく『なんか話さないと気まずい』という考えがあまり無い人が多いのかもしれません。
仮に思っていてもそれを隠すのが上手なんだと思います。
なぜなら、相手に興味を持っていないとなかなか聞き上手にはなれませんからね
相手を知りたくて話をするから自然に聞き上手になるんだと感じます。
天気の話は鉄板!だけど天気の話で終わってませんか?
さて、前置きがだいぶながくなってしまいましたが、ここからようやく雑談力について考えていこうと思います。
まず雑談として鉄板ネタは天気の話ですよね。
でも天気のネタって全然会話が続かなくないですか?
【天気の会話】
A「今日は暑いですね」
B「いや〜、ほんと暑いですね。今週いっぱいは暑いみたいですよ」
A「へぇ、そうなんですね」
終了
まぁよく耳にする会話の流れですね。
上手く頑張って天気の話題を伸ばしても5分もたないですよね?
あなたがAさんの場合だったら、同じタイミングで終了しますか?
もしもここで1,2個もしくは1個も出てこない人は「あの人は話がなかなか続かない」と思われる可能性が高いのでがんばりましょう!
どういう展開になるかわからないけど次の話はこう繋げるなってアイディアが5、6個くらい出てくる人は雑談力が高いと思います。
雑談のテーマを沢山ストックせよ
雑談力を鍛えるためには「雑談のテーマ」を持っておく必要があります。
鉄板な雑談のテーマは『天気』かと思います。
しかし天気の話題だけだと会話が続かなくなりますよね?
ここでは天気の話題から違うテーマに変える会話の例を紹介します。
先程書いた【天気の会話】で「終了」した部分に次の話題を当てはめてみましょう。
「休日の過ごし方」につなげるパターン
暑い日の休日の過ごし方について話題を変えていきます。
「今週いっぱい暑いってことは土日もですね。土日はどっかに行ったりする予定ありますか?」
自分に予定があれば、自分の話をしたり、相手が予定あればそこから話を深く聞いてみてると話が色々盛り上がりますね。
相手が特に予定がない場合はまた別の話題に切り替えていっても良いですし、良い過ごし方について話し合ってみても楽しいかも知れないですね。
「好きな季節」に繋げるパターン
- 自分が夏が好きな場合
「暑い日が続きますけど、私は夏が好きですね、【理由】ですからね。Bさんは好きな季節とかありますか?」
- 自分が夏以外の季節が好きな場合
「やっぱりこう暑い日が続くと夏より◯が好きですね。【理由】ですからね。Bさんは好きな季節とかありますか?」
好きな季節の話題ってちょっと難易度が高いかもしれませんね。
単純に相手の好きな季節を知りたいという人は少ないでしょうからね笑
私はそれぞれの季節に好きなものがあるので、自分の話をしたいネタに繋げるために使いますね。
これはある程度、話したい話題や聞きたい話題に繋げるための足場として使えるテーマだと思います。
「暑さ対策の相談」に繋げるパターン
「こう暑い日が続くとしんどくなって来ますね。夏バテ対策とか何かしてますか??
こういう話は自分でも夏バテ対策で気をつけてることがあると良いですね。
情報交換にもなりますし、話題も膨らむと思います。
「スポーツ」に繋げるパターン
「こんな暑い中でも高校野球とかやってるからすごいですよね。高校野球とか見てますか?」
私は普段スポーツを全然見ないので、教えてもらう話題としてたまに使います。
スポーツ好きな人同士だとここから意気投合したりして良いですよね。
もしも相手も話題にしたスポーツに関心がなければ、どんなスポーツが好きなのかにも話が繋げやすいです
「夏の定番イベント」に繋げるパターン
「暑いけど夏らしい感じで良いですね。BBQとかプールとか行きたくなります!」
夏の定番イベントが好きな人じゃないと使わないと思いますが(笑)
嫌いなものを好きな感じで喋るのはどうせ話が続かないし嘘つきのレッテル貼られる可能性もあるのでやめましょう!
マニュアル通りの雑談はない!失敗を恐れずに話してみよう
雑談テーマをストックすることで会話の幅が広くなりますよね?
雑談力を鍛えるために色々なテーマを持っておくと必ず役に立つと思うので日頃から色々なものにアンテナを張ってみましょう!
最後にひとつ聞いてください!
色々書きましたが、マニュアル通りの雑談は無いです。
冒頭にも書いてますが雑談は会話の手段のひとつでしかありません。
無理に雑談することが正しくもありません。
話が上手である必要もありませんし、笑い話をしなくてはいけない場でもありません。
雑談という言葉通り、とりとめのない話なので、自由に話したいことや聞きたいことを素直にぶつけてみるのが一番の雑談力です。
「どうせこんな話題を話してもな・・・」と盛り上がらないことばかりを気にせずに話してみることこそ雑談力です。
そしてだんだんと色々なテーマのストックが増えてきて他の人との話でも使えるようになってきます。
色々試して雑談力を上げていきましょう!
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