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フリーランスになるための準備(退職準備編)
※本記事は2017年11月9日に投稿した「フリーランスになるための準備(退職準備編)」を再編集したものになります。
どうも、合同会社Celalinkの代表をやっているヤナイ(@yusuke_celalink)です。
私自身が実際に独立を決意してからフリーランスになるまでの流れを記事にしました。
「独立を決めたけど、何からすればいいのかわからない」
「いきなり退職して問題がないか不安」
上記のような悩みを持つ方の手助けになれば幸いです。
私自身も初めて独立してフリーランスになろうと決意して何から初めていいのかわからず
本やネットで色々と調べながら準備をしたのを思い出します。
実際に一番時間を使ったのは家族の説得だったんですけど笑
結論だけ言ってしまうと手続きに関することはびっくりするほど簡単に終わってしまいました。
家族にフリーランスになることを報告
既婚者で家庭がある場合は私に言われるもなく報告していると思いますが、
まずは家族に独立することを報告しましょう。
あなたが独身の場合でも両親や兄弟など家族には相談することをオススメします。
独立することができた後に意外と家族が仕事に関する話を持ってきたりすることもありますからね。
フリーランスという言葉が近年ようやく認知され始めましたが、独立するということは非常に難易度が高いと
感じている方は多く、今後の生活に支障がでないか誰もが不安になります。
こうした家族の不安点を解消することが独立の第一歩だと私は考えています。
私が独立した当時は、今よりもフリーランスという言葉がまだまだ広まっていないこともあり、
私が妻に相談た時には「何それ?」の一言から始まりました。
フリーランスとはつまり『自営業』なわけですが、ITエンジニアとしてフリーランスとして独立する場合、
八百屋さんや魚屋さんみたいに実際に目に見える物を売っているわけではないので、
私が家族に納得してもらえるように説明しようと言葉にしてみると上手く説明できないことが多くありました。
家族に説明するためにフリーランスのことをよく調べたり、実際にフリーランスになってからの支出などをシミュレーションしてみたり
様々なことを試しながら妻を説得しました。
もしもあの時、根拠なく「大丈夫」とか「心配ないから」なんて言葉を並べて強引に先に進んでしまっていたら
もしかしたら失敗していた可能性もあります。
妻にも納得してもらったことでスタートした独立ですが、やはり最初の2年くらいは妻も不安だったようです。
軌道にのってようやく妻も安心したのか、たまに知り合いを通じて仕事の相談なんかも持ってきてくれたりします。
今思えば、独立で必要不可欠な営業を一番最初にした相手が妻だったんですね笑
家族にも応援してもらうためには強引に進めるよりしっかりと報告して応援してもらうことが大事だと私は考えています。
特に既婚者で子供がいる方の場合は、安定した収入ではなくなるリスクを十分に理解してもらわないと
後々になって離婚問題に発展することだって十分にありえます。
会社に退職の意思を伝える。円満退社を心掛けること!
家族の説得が無事に出来ていれば会社の上司に伝える時はすでに十分な根拠やリスクがある上で
フリーランスになる決意があることを伝えるのは容易でしょう。
言葉は悪いかもしれませんが、家族より心配してくれる人なんてのは稀ですから。
事務的な上司であれば心配などせず一言「わかりました」で終わらせる上司もいるかもしれません。
※幸いにも私の場合、非常に親身に話を聞いてくれる上司でした
あなたが今まさにフリーランスになることを決めているのであれば、どこに行っても活躍できる
経験と自信を持っているはずです。
「こんな会社辞めてやる!」なんて喧嘩腰にならずに会社を辞めてでもフリーランスになろうという気持ちをぶつけてください。
退職の準備は書類だけじゃない
上司に退職の意思を告げ、いざ退職することが決まったら退職の準備が始まります。
会社の規定によって色々と書類や手続き方法は違うと思いますので、各自で必ず確認してください。
私の場合は退職届くらいしか必要な書類がなかったのでフリーフォーマットで簡単な退職届を作成して
会社に提出しました。
私はこちらのサイトを参考にしました。
さて、退職の書類も出したしあとは退職日を待つだけ♪ なんて思ってませんか?
「飛ぶ鳥後を濁さず」と言うことわざがある通り、自分がいなくなっても大丈夫なようにしっかりと
引継ぎをする必要があります。
これは会社を退職する場合だけでなく、今後色々な現場から撤退する場合にも同じことが言えます。
あなたはこれから独立してフリーランスという個人の経営者になります。
不遇な現場に入ったとしても「自分はいなく身だから後のことは知らない」と考えるのは無責任すぎますし、
仮にあなたが仕事を依頼する立場だとしたら、無責任な経営者と仕事をしたいと思いますか?
新しい独立という道を歩くのであれば、最後の最後までしっかりと仕事をやり遂げましょう。
さて、話を戻して私が退職する際のポイントはどれも基本的なことですが下記の通りです。
- 有給消化の日程調整
- 担当業務の引継ぎ
- お客様、社内への挨拶周り
- デスクやロッカーなど使用したものの整理
退職の準備と平行して退職後に次の仕事ができるように準備を進める必要もあるので
退職直前は結構バタバタしてて忙しかったです。
退職後の準備についてはまた別途記事にいたします。
特にお客様と社内の挨拶周りは退職日が決まった時と退職日の当日それぞれに挨拶をするのを忘れないようにしてください。
私の場合は退職した後でも前職の方と連絡が来ますし、関連した所からお仕事をもらったりと色々お世話になっています。
フリーランスになるために辞めると伝えると意外と皆さん心配してくれて色々な人を紹介してくれたりします。
社内の方でも普段の業務ではあまり関わりのない部署(人事とか総務系はあまり無いのではないでしょうか)の方々にもしっかり挨拶しておくことをオススメします。
自分が何か事業を始める時に営業する可能性も0ではないですからね。
そしてやってくる退職日
私の場合、2ヶ月くらいかけて退職の準備をしたので退職日は比較的ゆっくりと1日を過ごせました。
午前中にパソコンの初期化など行い、午後に仕事で関連した人たちの挨拶回りを行い、定時にセキュリティカードを
返却して終わるといった感じですね。
ちゃんと準備したから早く済んだのかもしれませんが。
最後の挨拶をする際は挨拶する人がその日にいるのかも事前にチェックして事前に不在が分かってる人は
最後に会える日に合わせて挨拶したりしました。
ドタバタして嵐のように去って行くよりかは気持ちよく退職が出来ると思います。
ちなみに最終日に合わせて送別会も開いて頂いたので、最終日は一刻も早く飲みたい思いが強かったのを思い出します笑
皆さんも退職に向けてしっかり準備をすることをオススメします。
退職の準備期間に関しては会社の大きさやお客様の規模によっても変わると思うので早い人は1週間くらいで
終わるかもしれないし、逆に2ヶ月じゃ足りないと言う人もいると思いますので
しっかりスケジュールを立てて行動するようにしてください。
無事に退職することができたら、いよいよフリーランス生活の幕開けです!
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