エンジニアとしてスキルがあれば独立で成功するわけではない5つの理由

独立開業のノウハウ

ビジネススキルも必要

どうも、合同会社Celalinkの代表をやっているヤナイ(@yusuke_celalink)です。

IT業界でフリーランスとしてエンジニアを2年ほど活動し、2019年から合同会社を立ち上げたわけですが、スキルがある=事業ができるというわけではないと感じました。

私は大学を卒業して新社会人として社会に出てからずっとIT業界にいます。
もうかれこれ13年ほどやってると思うとなかなか感慨深いものがあります。
文系出身の自分が興味本位で入ったIT業界ですが、まさか自分で起業までするとは・・・・

おそらく多くの方はフリーランスや起業などで独立する際に自分のスキルを売りにすると思います。
しかし、スキルだけを武器に事業を行うと結構ストレスになることも多いと思います。

そんなわけでフリーランスまたは起業を目指している方は是非読んでみてください!
IT業界がメインですが、IT業界以外でも共通して言える部分があると思いますので独立したい方も是非参考にしてみてください。

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成功しない例1:事務作業がとにかく苦手

会社勤めしていると勤怠入力とか交通費の精算、引っ越したら住所変更の手続きと、、、、めちゅくちゃ色々ありますよね。
そういうのが煩わしいから独立は魅力と思ったら大間違い!
事務作業の量は圧倒的に増えます。
特にフリーランスであれば確定申告時期、法人であれば決算月は申告に多くの時間を申告に取られることになります。

申告時期に間に合わないと罰金として追徴されますし、払わなければ脱税です。
昨年もお笑い芸人のチュートリアルの徳井が脱税して話題になりましたね。

また引っ越したりした場合も税務署に手続きにいったりと、会社なら管理部や総務部に一手に受け付けてくれるものも自分で色々な場所に申告に行く必要が出てきます。

会社でも事務作業が苦手な人は要注意です。

成功しない例2:人と話すのが苦手

独立したら一人で自由に色々できることが多くなります。
しかし独立した場合、会社と違ってコミュニケーションが大事になります。
特に金額の交渉など自分の生活に関わるものは入念に話をする必要があります。
独立するということは事業をするということです。

独立したばかりは何も実績も経歴もありません。
ある程度、自分で営業する必要になってきます。

スキルが高ければ質の高い良いものを作れると思いますが、作ったあとに売ることも意識しなくてはいけないため、営業を初め、いろんな人が集まる場所に顔を出したりした方が事業としては円滑にスタートが切れると思います。

私のように業務委託で客先常駐する方なんかは余計にコミュニケーション能力が評価されやすいです。
コミュニケーションは仕事だけじゃなくて雑談や飲み会なども含めてのコミュニケーションですね。
信頼してもらえれば次にも繋がりやすくなりますし、結果を出せればちゃんと他の繋がりが出来たりするので。

人と話すのが苦手な人は要注意です。

ちなみに毎日積極的にお喋りをしろと言うわけではありません。
ちゃんと言葉のキャッチボールができて、お互いの意図が正しく伝わるコミュニケーションができていれば十分です。

成功しない例3:お金の管理が苦手

フリーランスの場合は基本的にプライベートと事業用のお金を同一の口座、クレジットカードで行うことも多いかと思います。
そういう場合、会計の仕訳を入力する際に大変なんですよね。

あとは毎月の売上をそのまま給料のように使ってしまって納税でピンチなんてことも。

逆に会社の場合は口座もクレジットカードもすべて完全にわけなくてはいけません。
会社に多くお金を残した場合は自分の収入が減って苦労したり、、、

とにかくフリーランスだろうが起業だろうが、一つ確実に言えるのはびっくりするくらい税金を取られるということです。
なんでも経費にすれば良いということもないですし、会計を入力できれば良いというわけでもないです。

特に会社を始めるかたは役員報酬を定額で払う必要があるので気づいたら会社で使えるお金が無いなんてことも・・・・

フリーランスでも同様にプライベートと事業のお金が混ざってごちゃごちゃになると確定申告で必要以上に税金が高くなったり、保険料が高くなったり損してしまうので。

お金の管理がきっちりできる人は独立に向いています。
もし不安な人は是非、税理士と契約してみることをおすすめします。
私も法人にしてからは税理士さんに助けてもらってます。
あっ、でも丸投げすると自分の財布事情に疎くなるのであくまでも管理はご自身でやることを忘れずに!

成功しない例4:借金という言葉に過剰に嫌悪する

これはフリーランスで個人でやってる人はあまり関係がないのですが、会社を始める方は結構要注意だと思います。

借金とはすなわち資金調達を指すのですが、事業の初めは何かと資金が必要な場面が多くなります。
また、銀行や日本政策金融公庫のような場所から借入した場合はしっかり返済することで、次の資金調達にも繋がっていきます。
まぁ借金しないことに越したことはないのですが、借金を恐れすぎて事業が拡大しないとか、従業員にお金を払えないとかそんな状況を招くことにも繋がります。
借入れして給料が払えないとかそれはもはや倒産寸前なので・・・

ちなみに私が一人起業でも資金調達にチャレンジしているのも将来もっと多い金額を借入する際の事前勉強という点と、自分が怪我・病気などで売上がたたない月があっても事業として継続できるための保険として資金調達をしています。
事業計画を作ったりすることで自分の事業の説明をする練習にもなるので是非ともチャレンジしてみることをおすすめします。

フリーランスの借入はまんま個人の借金になるので、フリーランスの方は借金せずに事業を回すことが前提になると私は思います。

成功しない例5:アンテナを貼ることをやめてしまう

事業を始めると本業以外で忙しくなってきます。
平日はメイン事業をこなして、夜に事務作業をして、空いた時間では人と会って、、、、
など勉強する機会が減ってきます。

今まで会社員のころは業界の中のトレンドや技術にアンテナを貼っていたのにそんな時間なくなったということにもなるでしょう。

メイン事業の中でスキルを高められる環境があれば万々歳なのですが、もしも自宅で一人で作業をするのが前提だと得られる情報量も少なってきます。

私は業務委託という形態で色々な現場を見させてもらうことができるのでそこに関してはとても助かっています。
あとは同業者から教えてもらうことも沢山ありますからね。

近年はスマホでも気軽に情報を収集できるので移動中などのスキマ時間をしっかり活用しましょう

最後に

ここまで色々書いてきましたが、私自信が上記の例に当てはまる部分も正直な所多いです。
そういう部分はかなり意識的にがんばってます。

独立したての時って色々気付かないことが沢山あったし、スキル高い人はみんな独立したらいいのにと思っていました。

でも実際にやってみると、向き不向きがあることに気づいたので今回記事を書きました。
私は独立する仲間が増えたら嬉しいと思いますので是非参考にしてみてください!

それではまた。

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とりあえず社長でもやってみますか

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