ブログをConoha WINGへ移行したら快適になった

どうも、合同会社Celalinkの代表をやっているヤナイ(@yusuke_celalink)です。

今回はレンタルサーバーを移行した経験を備忘録として残しておこうと思います。

会社用のホームページと当ブログを運用していたサーバーを変更しました。
先日まではお名前.comでドメインを取得と同時にお名前.comのレンタルサーバーを借りて運用していました。

サーバー移行に至った経緯

うわっ・・・私のブログ、遅すぎ・・・？

体感的に感じるくらいブログの表示が遅くなっていきました。
そもそもブログの構成を見直す時期に入ってきたのだと思いますが、サーバーを変えただけで多少速度が改善されました。
今後は本格的に速度改善に着手しなければいけないのですが、移行を決断して良かったです。

サーバー管理画面の使いにくさ

お名前.comの管理画面はお世辞にも使いやすいとは言えません。
Conohaの管理画面は直感的に触れるところが多いので非常に便利に感じています。

ConohaではVPSも一つ利用しているので、Conohaにログインすれば自分が使用しているサーバーがすべて把握できるので、これも移行のきっかけになりました。

あとは請求書も一本にまとめたかったので移行してよかったと思います。
今後はドメインの維持だけお名前.comを使用する流れにしようと思っています。

いざ移行！まずはConohaにデータを移行させる

ConohaではWordPressの移行ツールが準備されています。
私の場合、会社用のページも当ブログも両方ともWordPressで運用しているため、こちらを利用しました。

メールの移行はGmailで受信していたので、Conoha側でいつも利用しているメールアドレスだけ設定して、わざわざお名前.com内に溜めていたメールは移行させませんでした。
IMAPで受信してる人は移行させた方がいいと思いますが、私は利用しなかったので参考になる情報はありません、、、、

Conoha側でメールアドレスを設定し、送受信確認をしたらGmail側の設定もConohaに変更します。
これで既存メールアドレスをConohaサーバー側でやりとりできるようになります。

WordPressの移行の注意！

ConohaでWordPress移行ツールは画面に必要項目を入力してボタンを押すだけなので、あまり迷うことはないと思います。
移行元サイトの部分がWordPressのログイン画面がある場所を指定することくらいでしょうか。
実際やってみて失敗したケースや、注意点をメモしておきます。

ログインセキュリティ関連のプラグインをオフにする。

ログイン画面のセキュリティを強化するプラグインを入れている方は事前にプラグインをオフにしてください。
移行ツール自体がログインできずに失敗してしまいます。

バックアップファイルは削除

大きいファイルがWordPressのフォルダ内に置いてあるとエラーが発生します。
私の場合、一つ一つフォルダの中身を確認したら見事に数百MBあるバックアップデータが残されていて、これが原因でエラーになりました。
消して実行したら無事に移行できました。

バックアップ以外にも大きいファイルがある場合は手動で

公式にバックアップ可能のファイル数やファイルサイズが明記されいなかったのでわかりませんが数十MBを超える画像データなどがあれば一度ローカルに保存しておいて後で手動でConohaのFTPにアップロードした方が良いと思います。
もしも移行に失敗したらバックアップデータだけでなく、大きいファイルがないか調べてみてください。

移行が完了したらドメインのDNSを変更

最後にお名前.com側でDNSの設定をConohaに変更します。
だいたい２４時間以内に反映されると思います。ただ最大７２時間はかかるので気長に待ちましょう。
失敗するとリカバリも大変なので、事前にConoha側に設定に誤りが無いかよく確認しておきます。

旧サーバーはすぐ消さない

私の場合は約２週間経って問題ないことを確認してからお名前.comのレンタルサーバーを解約しました。
何かトラブルがあって戻すことになる可能性もありますからね。

ちなみにConohaは２週間の体験期間があったのでこれが終わるまでというのも丁度いい判断にしました。
二週間運用して問題がなければ完全に切り替えて良いと思います。

私の場合は、WordPressの記事の予約投稿の設定がおかしくなったのか、再更新しないと指定した時間に投稿されない問題があったことと、メールが旧サーバーから送ったメールの返信が旧サーバーのメールの中に届いたことくらいでしょうか。

２週間の間にメールは旧サーバーにいかないようになりましたが、完全移行するまでは日々チェックした方が良いと思います。

相手から送られてくるメールはすべてConoha側のメールボックスに入っていたので旧サーバーからやりとりしているメールだけが対象だったようです。