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大企業じゃないからことできることも沢山ある
どうも、合同会社Celalinkの代表をやっているヤナイ(@yusuke_celalink)です。
起業を考えたらどのような会社を作って行くか考えていくと思います。
事業がうまく行き始めたら組織を拡大してい行く必要もありますし、将来的には上場していくことを夢にしている人も多いでしょう。
しかし、事業を行うためには会社を大きくしないという選択肢もあります。
今回は会社を大きくしないためにはどういうケースがあるのかを書いていきたいと思います。
フリーランスからの業務を継続して一人会社を設立する(法人成り)
まさに私と同じようなケースですね。
フリーランスから事業を継続していく場合は、仕事内容はほとんど変わらないと思います。
フリーランスの時からの事業をどんどん拡大して大きくしていくのも一つですが、事業を拡大することで社内の手続きの問題など、どうしてもフリーランスに比べてフットワークが遅くなるデメリットが発生します。
資金繰りが必要としない事業
資金繰りの方法には色々ありますが、株式会社を設立している場合だと株主から資金を調達することが多いと思います。
株主としては投資した結果のリターンを当然求めていきます。
もしあなたが株主の立場だったら成長しない会社に投資したいと思うでしょうか?
資金調達が不要である事業であれば、敢えてリスクをとってまで事業を拡大する必要はないと思います。
自社の製品を持っていない事業
何を扱うかによって変わるのですが、自前で作成した商品を持っていない事業の場合、運用コストは低いメリットがあります。
しかし、デメリットとして扱ってる商品の生産元の会社が傾くと自社も一緒に傾いてしまう可能性が高くなります。
事業が拡大して、人も順調が増えている時に相手先の企業と一緒に共倒れとなっては目も当てられません。
ただし、扱ってる製品が複数あって、どこかの企業が傾いても回せる事業であれば拡大しても良いと思います。
ただ、複数の製品を扱える自体で結構組織としては成熟していることの方が多いと思いますが、、、、、
アウトソーシングがしにくい事業
従業員数が増えてくると、事務作業が増えてきます。
事務作業を外注するなど、非生産業務をアウトソーシングすることができる環境だったり、繁忙期が存在する事業は、スポット的に業務を社外の人員に協力できたりできるような事業は会社を大きくしていっても安定するかと思います。
しかし、業務的に機密情報を扱う事業だったり、金銭面でアウトソーシングするのが難しかったりする事業も多いかと思います。
特にスタートアップで少人数の会社だと非生産の業務を社長自らやっている人も多いかと思いますが、10人を超えてくるとほぼ社長自身が自分の仕事をできる時間は減ってくると思います。
こういうケースでは会社を大きくするよりも少数精鋭の会社の方がパフォーマンスが発揮できている企業が多いです。
最後に
起業する際に事業計画を作成するかと思いますが、なかなか計画通りに進まないことが事業には沢山あります。
予想を遥かに上回る売上を達成することもあれば、予想を遥かに下回ることもあります。
モノが売れないからといって営業マンを増やしても限界はありますし、コストもかかってきます。
将来を見据え、会社を大きくしない、または「今は大きくする時期じゃない」など柔軟に判断していく必要があります。
大きくした後に縮小していくのも難しいですからね。
会社を大きくすることだけが事業の目標ではないので、「会社を大きくしない」という選択肢も手札に持っていてはいかがでしょうか?
それではまた
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