テレワーク(フルリモート)で色々気づいたこと
どうも、合同会社Celalinkの代表をやっているヤナイ(@yusuke_celalink)です。
最近ではフリーランスだけでなく、様々な企業でもテレワーク(リモート)作業(以下、テレワークと表記)を許可しているところが増えてきています。
今年に入って、私が携わっているプロジェクトでもテレワークとフレックス制度について試験運用を開始しました。
実際にテレワークをしてみて分かったことをまとめておこうと思い記事にすることにしました。
これからテレワークを導入しようと考えている方の参考になればと思います。
テレワーク作業をするにあたっての前提
働き方改革の一貫としてテレワークを導入している企業が増えてきましたが、会社によってルールが違かったりすると思います。
現在携わっているプロジェクトでは下記の前提条件を設けた上でテレワークが可能としました。
- 作業効率を下げない
- 毎日フルリモートはNG
- 対面で打ち合わせが必要な場合は、テレワークより打ち合わせ優先
- 周りに迷惑をかけない
- 上記のいずれかを守れないと判断した場合はテレワーク中止
当たり前のことかもしれませんが、こういったルールを事前に決めることで共通認識のもとで作業ができるのでルール決めからしっかり行いました。
なぜこういったルールを決めたかも少し触れておきます。
作業効率を下げない
通常であれば「作業効率を上げる」という目標を設定することが多いと思いますが、現在携わっているプロジェクトでは開発・運用の同時並行で結構ギリギリで案件を回している状況になっているため、「作業効率を上げる」ということを目標にすると、テレワークをするメリットが皆無となると判断したので、まずは「作業効率を下げない」ことを優先することにしました。
作業効率を下げないというのは、「どこで働いても今と同じだけの作業はしっかりこなす」ということを意味します。
毎日フルリモートはNG
大きな理由としては3つほどあります
- リモート作業ができないチームもあるので不公平さを減らす
- コミュニケーション不足を減らす
- 会社に来なくなる人がいないように
上記の前提からすると、「そもそもテレワークしない方が良いのでは?」という意見もあると思いますが、テレワークができるメリットもあるので制度としては有った方が良いという意見が多かったため、上記のルールを設定することにしました。
対面で打ち合わせが必要な場合は、テレワークより打ち合わせ優先
テレワークの人に合わせて打ち合わせが遅れて決めることが遅れたりしてはデメリットなので打ち合わせを優先することにしました。
周りに迷惑をかけない
まぁ、当然すぎるルールですけどw
上記に書いた通り、リモート作業をすることで効率が悪くなったり、会社に来なくなったりといったのは悪影響なので・・・・
「リモート作業だから」を理由に今まで出来てたことが全くできなくなることを避けるようにしています。
上記のいずれかを守れないと判断した場合はテレワーク中止
テレワークの制度ができたからそれでOK!というわけでなく、中止する場合のルールもあった方が良いと思ったので中止ルールも設けました。
以上のような経緯があった上で、ここからは実際に感じたメリットやデメリットについて書いていこうと思います。
実際にやって感じたテレワークのメリット・デメリット
メリット
- 自宅で作業するので、満員電車や移動のストレスが軽減できる
- 静かな環境で作業ができるので集中できる
- 時間に縛られずに作業ができる
デメリット
- 自宅で作業すると集中できない
- 一人で作業するので頼れる人が近くにいない
- コミュニケーションの取り方が難しい
私自身が感じたメリット・デメリットは上記でした。
人によってはメリットとデメリットが逆になる人もいるでしょうし、もっと多くのメリットやデメリットが発生する人もいるかと思います。
デメリットを減らすためにしたこと
作業場所をしっかり決める
まず自宅内に「ここで作業する!」と決めた場所を作りました。
自宅は対して広いわけではないので、リビングの隅っこに小さいテーブルを一つ用意しただけですが、場所を決めることで気持ちのスイッチの切替がしやすくなりました。
作業場所を決める時に意識したのは「なるべく壁側に目線が行く」ことを意識しました。
なぜなら眼の前にテレビとかあったら見てしまうと思ったからです(笑)
自宅だと趣味のものなど含め色々な誘惑があるので、誘惑になるものを視界から外すことが大事だと思います。
ちなみにご家族がいらっしゃる方や作業スペースが作れない方などは図書館とかを利用すると良いです。
騒音があまり気にならない方であればカフェやファミレスで作業すると良いと思いますが、くれぐれもお店や利用者の迷惑にならないように気をつけてください。
午前中は外で作業して、午後は社内で作業という働き方も良いかと思います。
頼れる人にはすぐ連絡が取れる状況を作る
現在私が携わっているプロジェクトではリモート作業の出勤状況を管理するスプレッドシートを用意しています。
「誰が・どこで・いつ」作業しているかわかるようにしています。
困った時には出勤状況を確認しながら、連絡が取れるようにするようにしています。
Hangoutやskypeなどのツールを使うことで画面を共有しながら話ができるので、そういったツールを利用しながら作業することでリモート作業でも効率よく作業ができています。
ただ、あまりにも相手の時間を拘束してしまうようなことだったり、大人数で議論する場合などは実際に会社で集まったりして話した方が効率よくできると思います。
コミュニケーションはチャットを有効活用
最近では多くの企業がSlackやChatWorkと言ったチャットツールを利用しています。
私が携わっているプロジェクトでもChatWorkを利用しているので、チーム全体の連絡事項や雑談を含めチャット上でやりとりをすることが多いです。
作業に集中している時はチャットのレスポンスが遅れることもありますが、自分宛に送られたメッセージは通知するように設定することで反応できるようにしています。
リモート作業ではコミュニケーション不足は少なからずとも発生してしまいます。
後々に「あの人はリモート作業だと作業をしているのか、していないのかわからない」や、「リモート作業をされると良い成果がでない。ただ楽をしているだけじゃないか」と周りに言われないようにする配慮が必要になります。
最後に
今年に入ってから2週間ほど経ちましたが、現時点では前提条件も守れて、改めてテレワークというリモート作業の便利さにも気づきました。
これからまた改善することも出てくると思うので、作業効率のアップも視野にいれつつ良い成果が出せるように引き続き検証していこうと思います。
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