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独立した人や会社の立場で怒られることが少なってきた人へ
どうも、合同会社Celalinkの代表をやっているヤナイ( @yusuke_celalink )です。
独立して経営者になった人や、会社で昇進などで立場が上になってきた人は怒られることが少なくなってきますよね。
こうして記事を書いている私自身も最近では誰かに怒られる機会というのは減ってきました。
まぁ好きこのんで怒られるのが好きという方は少ないと思いますが、怒られることが少なくなってきた人には今一度振り返ってみてもらいたいなと思い本記事を書き始めました。
- 立場が上がって自由に仕事ができている人
- 部下を持っていて良いチームを作りたいと思っている人
- 良い会社作りを目指したい人
上記に該当する方は是非読んでいただければと思います。
ちなみに本記事で「怒られる」というのはクレームとは別です。
あなた自身の行動などに対して怒られるという観点で書いていきます。
なぜ怒られないことが悪いことなのか
世の中には優秀な人は沢山います。
ビジネスの世界では結果が第一にありますから、優秀であれば怒られる機会も少なく昇進や独立のタイミングも早いかと思います。
しかし怒られる機会が少ないまま上に行くと部下との付き合いで「自分はできたのにどうしてできないんだ」と価値観や能力を押し付けるタイプの上司になっていく方を見かけます。
現代ではすぐパワハラ問題として取り上げられてしまいますね。
人に指摘され、怒られることで考えが凝り固まっていった結果でしょうね。
子供の頃は親が叱ってくれましたが大人になれば周りがダメだと思っていることでも叱られずに過ごしてしまう人も多くいると思います。
結果的に自分では気づかずに周りに迷惑をかけているケースも多くあると思います。
SNSの発言だったり、良かれと思った行動が裏目にでることも多くあります。
権力がある立場にいる人ほど要注意
先程も書いた通り、経営者だけでなく部下を持ち始めた中堅の方などは要注意です。
部下から本気で怒られる人なんてほとんどいませんよね?
人間関係が原因で会社を去っていく人だっています。
ビジネスの取引などで取引先から怒られる場合はクレームになりますが、こちらは対個人でなく対企業ですから、ちょっと意味合いが違います。
これは本記事の冒頭でも書いた通り、分けて考える必要があります。
私も社会人になって数多くの方とお会いしていますが、良い経営者や、良い上司と感じる人の多くは度合いは違えど怒られている人が多いです。
例えば経営者の方であれば
- 顧問税理士に無駄使いが多いと怒らちゃって・・・・
- 役員会議で今後の経営方針の相談したら甘いって怒らちゃって・・・・
などという話を耳にすることがあります。
しかし、そういう経営者はしっかり反省を活かした行動をし、みんなが納得する結果を出している人が多いように感じます。
そして結果的に人に好かれている人も多いと思います。
上司になる立場の人も同じですね。
自分より上の人に怒られつつも何が間違っているかをしっかり検討して相手に納得させる人が多いように感じます。
残念ながら理不尽に怒らている可哀想な上司という立場の方の方がよく目にしてしまうのですが、、、
経営者の方は自分自身が理不尽に怒っていないか改めて振り返ってみた方が良いかもしれません。
良い組織を作るためにも普段怒られない人が気をつけるべきこと
よし、最近怒られないから怒られるようなことをしよう!なんてわけにはいかないですよね笑
冒頭でも言いましたが怒られないに越したことはありません。
さて、ここからは「良い組織を作るため」という観点を追加していこうと思います。
なぜならば「普段怒られない人ほど組織を壊しやすい」と私が長年の経験から学んだことだからです。
自覚して壊そうと思っている人などいないと思います。
- なぜ自分は怒られなくなったのか考える
あなたが会社の中でも特に優秀な結果を常に出し続けているからかもしれませんし、実は周りは言いたいのに言えないのかもしれません。
まずあなた自身が社内のコミュニケーションが十分とれていて、お互いの認識がずれていないか確認できるようなコミュニケーションを意識してみてください - 自分の発言は誰かに迷惑をかけていないか考える
毎回発言する際に常に正しいか判断して発言する人などいないと思います。
例えば会議の議事録で振り返りながら、心無い事を言ってしまっていたり、言い方がきつくなっていたり、あるいは自身の考えが間違っていることに気付いたり。
理由は色々あると思いますが、もし迷惑をかけてしまったと感じる部分があれば一言あやまることくらい誰でもできます。
小学生だってできる子は多いですからね。 - 第三者に話してみる
友人や家族でも誰でも良いですが、第三者に「最近怒られたことある?」って聞いてみるのも良いと思います。
意外とやらかしてる人もいますし、自分が人に怒ったエピソードを話してみるのも良いです。
賛同してくれる人もいるし、それは間違ってると指摘してくれる人もいると思います。
考え方は人それぞれですが、第三者の方がより客観的にみてくれます。
ちなみに私は妻に怒られることは日常茶飯事です・・・・orz
まとめ
今回の記事の内容に全く当てはまらなかった人もいれば、思い当たる節が多い人もいるのではないでしょうか?
怒られることは自分のダメなところを気づかせてくれる一つの要素です。
記事内でも触れましたがビジネスにおいては理不尽に怒られることも沢山あります。
しかし、自分自身が原因で怒られなくなる人や、怒られることで成長していく人も多くいます。
誤解の無いように何度も言いますが、怒られろ!と言ってるわけではありません。
ただ怒られることが少なくなって来た人ほど注意しないと気がつくと周りを振り回す迷惑な人になっている可能性があるということを忘れないで欲しいと思っています。
それではまた。
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