初めての融資(日本政策金融公庫)〜申し込み編〜

独立開業のノウハウ

日本政策金融公庫の申し込みをして融資をうける話

どうも、合同会社Celalinkの代表をやっているヤナイ(@yusuke_celalink)です。

昨年末に実は資金調達で色々翻弄してました。
1人企業で、自分自身のスキルを売って生計を立てているわけですが、インフルエンザや、2020年は初っ端からコロナウィルスの話題など病気に関する話題が多いこの時期、自分が働けないと単純に売上が減ってしまうので少しでもキャッシュを持っておこうと思い日本政策金融公庫で初めての融資にチャレンジしました。

備忘録として「申し込み編」と「口座開設編」と2回に分けて書いていきたいと思います。

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融資を受けるには創業のタイミングが良い

会社を設立した直後は何の実績もないのに融資を受けることができるのか?
という疑問を持たれる方も多いと思いますが、結論的には「可能です」
もちろん借入金額に対してしっかりと根拠がある範囲内での融資金額ですが。


私の場合は運転資金として100万ほど借入ました。
まぁ1人企業ですし、先程書いたように何か合った時のための費用ですからね。

創業と同時に事業拡大のために融資をうける方も日本政策金融公庫では色々な種類の融資があるので問合せをしてみると良いでしょう。

創業したばかりの時は開業準備で結構お金を使って手元にあまり無い人も多いのではないでしょうか?
社会保険とか結構毎月でかい金額が出ていくので、創業でキャッシュが手元にまりない人こそ是非融資を受けてみた方が良いと思います。

なぜ日本政策金融公庫なのか

まず第一に金利が安いという点です。
銀行なら数十%の年利に対して日本政策金融公庫では1%〜2%程度です。

次に融資が銀行などに比べると受けやすいという点です。
なぜ日本政策金融公庫が融資を受けやすいかというと、国が行っている融資専門の金融機関になっています。
職員さんも積極的に融資ができるように協力してくれました。
※事前の資料作りがしっかりしてるのが大前提だと思いますが

なので創業したてて売上がない状態でもまずは日本政策金融公庫を利用してみるのがおすすめです。
個人事業主でも受けられる融資があるので、個人事業主の方もキャッシュを回すのに苦労している方は検討してみると良いと思います。

融資をうけるまでの流れ

まずはこちらの相談窓口にて電話をすると、必要な書類や事業の本拠地からどこの窓口に行けば良いか教えてくれます。

日本公庫をはじめてご利用の方へ|日本政策金融公庫
日本政策金融公庫(略称:「日本公庫」)の...

電話する場合はダウンロードする書類等もあるのでパソコン操作ができる状態で電話した方が良いです。

一番近いところならどこでも良いわけでなく、会社なら本拠地で個人の場合は事業主の住所から近い場所に行く必要があります。

まずは事前に必要な書類を準備し、受付の店舗へ郵送します。
到着後、担当者から連絡があって面談日の設定などを行います。

事前に準備するもの

相談窓口に電話した際にダウンロードした書類を準備します。
申し込む融資の内容によって内容が異なりますが、借入申込書と創業計画はどの書類でも必須となるかと思いますので、事前にダウンロードして目を通しておくと良いかもしれません。

ダウンロードは下記のページから行うことができます。

各種書式ダウンロード|国民生活事業|日本政策金融公庫
日本政策金融公庫(略称:「日本公庫」)の...


私の場合は1人企業ということや、創業間もないため準備する書類はほとんどありませんでした。
借入金額も100万と少額のため、そこまで準備に苦労はしませんでした。

実際に面談に行ってみてわかったこと

書類提出後、日本政策金融公庫の担当者様から連絡があり面談に行きました。
私が行った店舗は都内某所なのですが、実際に行ってみた感想です。

  • 融資っていかにも強面な感じの人が来るかと思ったらめちゃ綺麗なお姉さんだった
  • ものすごい綺麗なオフィス、明るい
  • 対応がめちゃくちゃ丁寧
  • 2〜3人が入れる個別ブースが沢山
  • 普通の声で話すくらいだと全然音は漏れない

さすが国がやってる事業は違いますな・・・・

私の融資が通りやすかった理由の一つとして個人事業主からの法人成した企業だったというのもポイントの一つかもしれません。
創業計画と一緒に運転資金で使うための説明をしましたが、個人事業主の時の確定申告の書類なども全部持っていきました。
※一部面談の日程を決める際の電話で説明していて、こういう資料も欲しいと要望もありました。

面談と言うより、多くの時間は提出物のチェックですね。
面談時間はおよそ50分程度で、ヒアリングは15分程度であとは書類の説明とチェックを行うという感じです。

実際に面談に行った際に銀行の通帳が1通漏れてしまっていたのですが、後日メール送付でOKだったりと柔軟に対応していただけたのも良いと感じました。
また書類を持って出向くのも面倒くさいですからね、

融資決定まではおよそ2週間

面談が終わって、不備だった書類も提出したら後は結果が出るのを待つのみです。
詳しい日程は忘れてしまいましたが、およそ2週間程度だったかと思います。
こちらも融資内容や融資金額によって変わると思いますが、担当者の方が決定までの目安の日程を教えてくれますのでご安心を。

融資が確定すると、後日に日本政策金融公庫から契約書一式が送付されます。

決定してからが大変だった!契約でまさかの問題発生

冒頭で「申込み編」と「銀行口座編」の2回に分けると書かせて頂きましたが、実は申し込んでからが大変だったのです。

まさかの口座が開設できない問題勃発!!
あれ、でもすでに事業初めてるし口座はあるのでは?と思われた方も多いと思います。
そうです、会社名義の銀行口座は確かに持っています。
ただ落とし穴がしっかりとありまして、融資決定から2ヶ月という長期間色々と動き回りました。

そんなわけで次回は前途多難な「口座開設編」をお届けします!

それではまた

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