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リモートワークに移行したい社員とリモートワークを良しとしない経営層の認識の違いは大きい
どうも、合同会社Celalinkの代表をやっているヤナイ( @yusuke_celalink )です。
２０２１年は残念ながら年始めから二回目の緊急事態宣言が発令される事態になってしまいましたね。
今回の記事は自分の思いを吐き出したかっただけなので特に何か提案とか解決作を提案する記事ではないので、もしも解決策を求められている方がこの記事に辿り着いてしまったらすいません。
さて、皆さんの企業でのテレワーク実施状況はいかがでしょうか？
SNSを拝見していると今回はリモートワークをせずに出社する企業も多いようです。
もちろん業種的に不可能な企業もあるので、現時点でリモートワークができることが前提にありますが。
私の勝手な主観ですが、「リモートワークをするための準備」が不足している企業が未だに多くあるような気がしています。
大きく以下の２つの理由があるような気がします。
会社の上層部がリモートワークを嫌がるケースが多い
コロナ終息後、または感染者が減ってきたらすぐにリモートワークを廃止することが前提で後手に回っているのが原因だと思います。
SNSを拝見していると
- 会社（または上司）が許可してくれない
- チームや組織内にテレワークに馴染めない（やり方がわからないなど）人がいる
と言った、やりたいのに出来ないという声も多く見かけました。
私個人としては、今の新型コロナウィルスの問題だけでなく、将来的に災害が発生した場合（嵐や地震など）にも社員の安全を考慮しつつ、事業活動が停止しないようにするためには将来的にもリモートワークができる環境は残しておくべきだと感じています。
セキュリティ問題もあるとは思いますが、大企業から小企業までリモートワークを実施できている会社も多いので、対策次第なのでは？と感じています。
また、部署によってリモートワークが可能な部署と不可能な部署が分かれてしまうことで社内で不満が発生するケースを懸念される場合もあると思います。
社内の不満を発生させないためにも事前に経営層は社員とコミュニケーションを取りながら、会社全体の問題を解消していくべきだと感じています。
もちろん口で言うのは簡単で、実行するには時間がかかりますし、全員の承諾を得るのは不可能だと思います。
どこで折り合いを付けるのかは会社の規模や、社員の協力が必要不可欠になりますが、今後の新しい働き方として改革をするためには、ある意味では今が一番良いタイミングだと感じています。
会社はリモートワークをOKにしたが、環境を整えるところは社員任せにしている
例えば仕事で使用するパソコンの問題や、ネット環境の問題やリモート会議の準備などです。
仕事で使用しているPCを自宅に持ち込めないことや、自宅にネット環境が無いといった場合に会社側が何も対応してくれない（社員の自己負担）ケースがあります。
やはり個人で使用しているPCと仕事で使うPCは別に分けておくことが理想だと思っているので、会社側がリモートワーク用のPCを準備したり、ネット環境がない社員には補助金などを出したりしてリモートワークの環境を整える必要があると思います。
例えばオフィスに人がいなくなれば、会社の光熱費や通勤費としての費用は減ります。
しかし、リモートワークで作業する社員は自宅での光熱費などは増えてしまいます。
新型コロナウィルスの影響で売上が下がっている企業にとっては非常に厳しい問題だとは思いますが、リモートワークの環境作りを投資だと思って早急に社員のパフォーマンスを落とさない環境を整えた方が会社側にも従業員側にもメリットがあるように思います。
私の知り合いのIT企業は昨年の緊急事態宣言の際にリモートワーク準備金で社員一人ひとりに数万円を支給したそうです。
そういう話を耳にすると、羨ましいと同時に、会社としてそれくらい本気で取り組んだ方が従業員のモチベーションも保てて良いなと思いました。
「政府の要請で仕方なく」という意識より「今後も企業を成長させるために」という本気の取組みになればリモートワークだけでなく働き方全体が良い方向に進んでいくんじゃないかと思います。
最後に
個人的にはリモートワークが可能な職種は積極的にリモートワークを導入した方が良いと考えています。
もしも転職を考えている人が年収などの条件がまったく同じで、リモートワークが可能か不可能かという違いで判断する場面があったとしたらリモートワーク可能な企業の方を選択する人も多いと思います。
他にも大手企業も積極的にリモートワークを取り入れている背景を考えると、今後の会社のスタンダードとしてリモートワーク制度が普及していくと考えています。（そうであってほしい）
これから起業を考えている人もリモートワークの制度に関しては考えておいた方が良さそうですね。
時代の変化に伴い、リモートワークがもっと当たり前にできる社会になれば良いと思います。
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